医療業界特有の課題もあり、複雑化する労務管理。蓄積されたノウハウが求められています。

ご相談いただいた背景やきっかけは？

事業が拡大し職員数も増えていくなかで、社会保険、労使関連、就業規則など、雇用に関する体制を強化する必要がありました。医療機関は管理する内容や手法も多岐にわたりますので、医療業界の労務管理に関するノウハウがあり、専門的な見地から助言をいただける社労士事務所とおつきあいがしたいと思い、エフピオさんと契約をしました。

Fpeoの関わり方は如何ですか？

エフピオさんからは法律改正や制度変更について、鮮度の高い情報提供を受けているほか、専門家ならではの正確で手厚いサポートにより、早い段階で手続き変更等の準備にとりかかることができています。また、労務トラブルでは、外部の専門家によるサポートがあることで、信頼感と納得感のある、スマートな解決に繋がっています。

具体的な課題解決のエピソードがあれば、教えてください。

コロナ禍は、地域医療を担う当法人にとって、乗り越えなければならない未知のウイルスとの戦いでした。特に2020年4月から6月は、多くの医療機関で受診控えがあったように、当法人の運営する病院、クリニックでも同じことが起こりました。その一方では、経営資源を感染症対策に集中させることも求められ、当時は先の見えない厳しい状況の中、雇用調整助成金の申請をエフピオさんにサポートしていただきました。当時、当法人は600名を超える職員数であった為、もしも申請に誤りがあれば大きな影響を被る可能性がありました。解釈や助成率がたびたび変更になるなど、非常に難易度の高い手続きでしたが、エフピオさんの的確なサポートのおかげで、無事に申請を通すことができました。

レスポンスが早く的確なアドバイスをいただける、人事労務のプロフェッショナルパートナーです。

2022年4月に沢山の職員さんが入職されたと伺いました。

2022年4月、事業承継によって新たに当法人のグループに加わったクリニックを運営することになりましたが、既存施設の新卒職員と合わせて、100名ほど入職することになりました。各種手続きにもお力添えいただいたことはもちろんですが、他の医療法人からの承継ということで、もともと違った風土で働かれていた皆様に、当法人を知っていただくこと、職員の皆様に向けた情報発信などで、有効なアドバイスをいただきました。

Fpeoの担当者はどんな存在ですか？

ひと言で表現すれば、人事労務のプロフェッショナルパートナーです。人事労務の諸問題だけでなく、関連する社会情勢にも深い見識があり、政策の研究も熱心なので、常にひとつ先をゆくアドバイスをいただいています。業務への依頼に対しても、レスポンスが早く、正確で的確。何より、スタッフの皆さんがそれぞれ個性やバックグラウンドを活かされており、明るく、親切で、パワフルです。

職員の皆様が安心して働ける環境の土台をつくる支えとなっています。

御社の課題とFpeoに期待することは？

事業規模の拡大に伴う医療専門職の採用・定着と育成が課題です。それから、労務トラブルの多くは、所属長を始めとした管理職による労務管理の質が向上することで予防が期待できると考えています。日常的にエフピオさんには管理職のサポートを始め、労務問題の相談をさせていただきたいと考えており、また、外部の専門家のサポートが手厚い当法人であれば、職員の皆様にとって、安心して働ける職場になると期待しています。

人材についての考え方は？

働いていただいているおひとりおひとりを大切にし、職員の皆様に、淳英会に所属していることを誇りに思っていただけるような法人でありたいと思っています。世の中の大きな動きに影響を受ける労務環境で、他に遅れをとりたくない。そうした面でエフピオさんの情報提供に期待しています。