【令和4年4月より】国民年金手帳が廃止。年金手帳から基礎年金番号通知書へ切り替えられます。
令和2年5月29日に成立しました「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律」の施行に伴い、令和4年4月に国民年金手帳が廃止され、基礎年金番号通知書に切り替えられます。
【見直しの趣旨】
国民年金手帳の果たす役割として①保険料納付の領収証明、②基礎年金番号の本人通知があります。しかし、「被保険者情報のシステム管理」及び「マイナンバーの導入」に伴い、上記の役割を年金手帳という形式で果たす必要性がなくなっています。
また、厚生年金被保険者資格を取得する際は、事業者へ「基礎年金番号を明らかにする書類」の提出が必要ですが、マイナンバーを提供する場合は書類の提出は不要としています。
こうした環境変化を踏まえ「事業者の業務の簡素化及び効率化」に資するため、国民年金手帳について、形式・役割が見直されます。
【見直し内容】
新たに国民年金第1~3号被保険者となった者(20歳到達者、20歳前に厚生年金被保険者となった者等)に対する資格取得の通知として国民年金手帳の交付から基礎年金番号通知書の送付に切り替えられます。
令和4年4月以降、年金手帳の再交付申請は廃止されます。令和4年3月までに送付された年金手帳については引き続き基礎年金番号を明らかにする書類として利用可能です。
年金手帳の廃止につきましては厚生労働省HPをご確認下さい。
厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000147284_00006.html
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