労働者派遣事業の令和5年6月1日現在の状況(速報) 特に無期雇用派遣労働者の増加傾向が見られました
厚生労働省にてまとめられた労働者派遣事業報告書の集計結果(速報値)によりますと、令和5年6月1日の状況として、派遣労働者数は約192万人となっており、これは令和4年とくらべて3.4%の増加を示しています。
(引用元:労働者派遣事業の令和5年6月1日現在の状況(速報))
https://www.mhlw.go.jp/content/11654000/001234795.pdf
中でも特に、無期雇用派遣労働者の増加が有期雇用派遣労働者の増加率と比して大きくなってきており、一定の安定した収入を求めたい派遣労働者側と、派遣期間の制限を受けず定着の期待もできる派遣利用をしたい企業側の思惑がうまく一致してきているものとうかがえます。
製造業務に従事した派遣労働者も同じく増加しており、約43万人に達しました。製造業での派遣需要は依然として伸びている様です。また、製造業務従事者も無期雇用派遣労働者の増加率のほうが大きくなってきています。
全体として派遣労働市場は成長しており、中でも無期雇用派遣労働者には一定の注目が集まっている状況が見受けられました。
お問い合わせは、下記よりお願いいたします。
弊社の記事の無断転載を禁じます。なお、記事内容は掲載日施行の法律・情報に基づいております。本ウェブサイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。社会保険労務士法人エフピオ/株式会社エフピオは本ウェブサイトの利用ならびに閲覧によって生じたいかなる損害にも責任を負いかねます。
- タグ:
- 派遣労働者 ,