平成26年度 地域別最低賃金の改定額が答申されました 千葉県は21円アップ
法改正情報 平成26年8月29日(金曜日)
平成26年8月1日に、「浅山事務所 What’s News!」で、今年度の最低賃金引き上げ動向について「大幅な引き上げが見込まれる」ことを取り上げました。(参考:「浅山事務所 What’s News!(最低賃金額の引上げ額について」)
平成26年8月28日、各都道府県労働局に設置されているすべての地方最低賃金審議会は、平成26年度の地域別最低賃金の改定額を答申しました。
答申によると、千葉県は「798円」(引上げ額21円)となっています。8月1日にお知らせした改定額の目安は19円アップの「796円」でしたので、そこからさらに2円アップしたことになります。最低賃金の全国加重平均額は780円(昨年度764円、16円の引上げ)となりました。
「平成26年度地域別最低賃金改定状況」について、下記にまとめましたのでご覧ください。
※ 詳しくは浅山社会保険労務士事務所まで
【平成26年度 地域別最低賃金答申状況(関東地域)】
答申された改定額は、各都道府県労働局での関係労使からの異議申出に関する手続を経て正式に決定され、10月1日から11月上旬までに順次発効されます。
正式に地域別最低賃金額が決定された段階で、再度お知らせさせて頂きます。
現在、最低賃金で働いた場合の手取り収入が生活保護支給水準を下回る「逆転現象」が5都道県(北海道、宮城、東京、兵庫、広島)で起きていますが、今回の引き上げ実施で、平成20年の改正最低賃金法施行後、初めてすべての都道府県において、最低賃金と生活保護水準との乖離が解消される見込みです。
【参考リンク】
「平成26年度地域別最低賃金額答申状況(厚生労働省)」
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