• 株式会社カワグチ

勤怠の見える化から始まった、次につながるDXの土台づくり

Introduction

株式会社カワグチ様では、合併を重ねたことで勤怠ルールやツールが拠点ごとに分かれ、運用差や管理負荷が生じていました。さらに既存システムのサポート終了が迫る中、勤怠を全社で統一し、給与連携まで含めて標準化することが急務に。同社はこれをDXの第一歩と捉え、勤怠管理の見直しに踏み切ります。 エフピオは現場の声を一つずつ拾いながら伴走し、運用に定着する仕組みづくりを支援しました。ここからは、その背景と取り組みの全体像、そして導入後に見えてきた変化をお伝えします。

株式会社カワグチ

業種 スーパーマーケット運営
設立 昭和29年5月1日
売上高 第71期(2025年3月決算期)104億3500万円
従業員数 445人(2025年8月現在)
ご契約サービス 人事労務のデジタル化(DX)支援

明治元年(1868年)創業の酒問屋を起源に、酒類卸と食品スーパーマーケットを両輪で展開しています。千葉を中心に東京・神奈川へ計15店舗を運営。CGC加盟の安心安全な品揃えと生鮮の強みで、地域の食と暮らしを日々支えます。

  • 話し手

    麻田 裕久様

    株式会社カワグチ システム部次長 兼 総務人事部
  • 話し手

    荒井 佐和子様

    株式会社カワグチ 総務人事部
  • 聞き手

    松井 碧城

    社労士法人エフピオ 社会保険労務士
  • クライアント課題

    サポート期限が迫る勤怠システム

    合併により勤怠ルールやツールが拠点ごとに分かれ、勤怠から給与連携まで不整合が起きやすい状況でした。加えて既存システムのサポート終了が迫り、短期間での切替と全社統一が必要に。店舗ごとのIT環境や習熟度の差もあり、導入後に現場へ定着させる設計が求められていました。

  • ミッション

    勤怠DXの基盤を作る

    勤怠情報を全社で統一フォーマットのデータとして蓄積し、給与連携まで含めて運用を標準化する。現場負荷を減らしながら、人事制度・評価への活用につながるDX基盤を整えること。

  • プロセス

    現場の声を一つずつ整理して進める

    合併各社で異なる勤怠ルールと運用を棚卸しし、統一の方針を整理しました。導入中は、従業員から出る質問や現場のつまずきを都度拾い、打ち合わせで共有しながら一つずつ解消。残業計算や端数処理、エラー対応、管理者の役割を明確にして運用に落とし込み、試験導入から全社展開へ進めました。

  • 成果

    今後に繋がる勤怠管理の見える化

    管理者が勤務状況を拠点PCで確認できるようになり、過去の勤怠状況の確認や本社依存の作業が減少しました。出勤状況の可視化で無駄な確認連絡も減り、集計・承認などの業務効率が向上。勤怠データが蓄積され、今後の評価・賃金制度など次のDXに進む土台も整いました。

長い付き合い、信頼が続く理由

  • 松井

    今回、就業規則を見直そうと考えられたきっかけを教えてください。

    麻田様

    定かではないんですけど、過去に何かあった時にご相談をさせていただいたのがきっかけで、それ以降、規定や制度をいろいろご支援いただいてるというところです。最近はハラスメント講習をやっていただいたりして、密接にはなっております。

  • 松井

    何年ぐらいのお付き合いになりそうですか。

    麻田様

    10年ぐらい前からだと思いますね。「前回の対応が良かったからまたお願いしよう」の積み重ねが今まで来てるんじゃないかと思うんですよね。

困ったらすぐ相談、からの勤怠DXへ

  • 松井

    顧問契約の中で、どれぐらいご相談される機会はありますか。

    荒井様

    私はちょこちょこ電話やメールで質問させてもらっています。とくに2025年は勤怠管理のソリューションの件でお世話になりました。

  • 松井

    勤怠管理の新たなソリューションを導入された背景を教えてください。

    麻田様

    カワグチはいくつかの合併を経て今があるんですけど、勤怠の制度もツールも統一しないまま、それぞれの勤怠管理からそれぞれの給与計算につなぐ形でした。そこに不整合が起きるようなこともあって。

    あと今まで使っていたタイムカード形式の勤怠管理システムのサポートが切れるという話もあり、これを機に統一してデジタル化していかなくちゃいけないとなりました。

まずは整理!ルール棚卸しからスタート

  • 松井

    導入に向けて、具体的にはどんなことをやって進めていったんでしょう。

    麻田様

    まず、合併している各社の規定の確認から入って、システムとの整合性を整え、それに付随する設定をする、というところまで支援いただきました。

    機器の選定とか設置業者さんの手配とかも含めて、広く動いていただいた印象です。

    荒井様

    月2回ぐらいの打ち合わせを半年くらい続けましたね。

    従業員の初期登録みたいなところもやってくださったりして、分からないところは先生に都度お伺いして。動き出してからは、エラーが出たら都度相談、みたいな流れです。

  • 松井

    現場の声や質問が出てきた時はどうしていましたか。

    荒井様

    従業員からの質問もすごい飛んでくるんですけど、それを一つ一つ対応して、次の訪問で全部フィードバックしてくれたので、課題を整理しながら進めやすかったです。

しんどいけど前進、そして便利に

  • 松井

    導入にあたって不安だったことや、大変だったことってありますか。

    荒井様

    全てが大変でした(笑)。ただ決まったからにはやるしかないので毎月毎月打ち合わせをして進めました。

    麻田様

    残業の考え方とか単位とか、今まで分単位でなかったところを分単位にするインパクトもありました。正式なスタートまでは新旧併用で、長い人だと1年近く紙もカードも、という形でしたね。

    あと、今まで月末に本社で潰していた勤怠のエラーを、各店舗・拠点の管理者が直す形に変えたので、そこに慣れてもらうことや抵抗感も当然ありました。

  • 松井

    一方で、やって良かった、便利になったという実感はどうですか。

    麻田様

    各管理者が過去の従業員の勤務状況を自分のパソコンで見られるようになったのが大きいです。前は店長が本社に来て「先月のタイムカード見せてくれ」と探してました。

    荒井様

    あとタイムリーに出勤してるとか、昼休みだとか分かるので、無駄な連絡とかしなくてもよくなりました。締め処理もワンクリックでできるとか、事務処理の効率は良くなっていると思います。

    麻田様

    勤怠や給与が見える化できたことで、評価制度や賃金制度など次の手を打っていける土台が整ったと思います。

先回りサポートが、ほんと助かる

  • 松井

    エフピオの対応で「助かったな」と思うところはどんな点ですか。

    麻田様

    初期処理の設定とかもどんどん先にやってくださったり、ネットワーク周りの業者さんの手配もやってくださいました。

    雑談の中で出るちょっとした疑問も相談しやすくて、分かりやすく回答いただいて、本当に勉強になったこともたくさんありまして感謝しかございません。

  • 松井

    日々の相談のしやすさ、スピード感みたいな部分はどうですか。

    麻田様

    本当に気さくでフレンドリーで相談しやすいです。

    荒井様

    困ってすぐ電話かけちゃうんですけれど、必ず出られなくても折り返しただけますし、質問にお答えいただいて助かってます。

次の課題も一緒に乗り越える

  • 松井

    今後エフピオにお願いしたいこと、今抱えてる課題感ってありますか。

    荒井様

    まだ統合できていない部分がありまして、そこは先生にお力添えいただかないと私たちだけでは無理だと思っています。

    麻田様

    定年年齢が違ったり、給与の内分けが違うとか、退職金制度がなかったとか、そういった差を、不利益にならないように経過措置を考えながら整えていかないといけない。他社事例を踏まえて相談できるのは大きいです。

  • 松井

    最後に、社労士事務所を探している企業さんに向けて、ひと言お願いします。

    麻田様

    エフピオさんのように若い人がたくさんいる社労士事務所の活気っていいと思います。上から目線にならない、親しみやすいのも大きいです。設立が間もなく、制度をきちんと整備してない会社なんかには特にぴったりなんじゃないかなと思います。

    荒井様

    私も全く同じで、エフピオさんは本当にいろんな形で相談に乗っていただける事務所さんだと思うので、今後も相談していきたいですし、皆さんにも推薦したいです。

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お客様と歩んだ課題解決の物語

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