2026.03.06|
人事労務情報
東京労働局が「失業保険の金額・期間を増やせる」とうたう申請サポートに注意喚起
東京労働局は2025年3月5日、「失業保険の金額・期間を増やせる」とうたう申請サポートについて注意を呼びかけるトピックスを公表しました。
近年、インターネット上やSNSなどで「失業保険の受給額を増やせる」「給付日数を延長できる」といった文言で申請サポートサービスを提供する事業者が見られます。東京労働局がこのような注意喚起を公表したことは、雇用保険の基本手当(失業保険)に関する不適切な申請サポートが問題となっている可能性を示しています。
雇用保険の基本手当の受給額や給付日数は、雇用保険法により、離職理由、被保険者期間、年齢などの要件に基づいて決定されます。これらは法令で定められた基準に従って算定されるものであり、申請サポート業者の介入により増額や延長ができる性質のものではありません。

<出典:厚生労働省・消費者庁・国民生活センター>
企業の人事労務担当者としては、退職予定者や退職者からこうした申請サポートサービスについて相談を受けた際には、ハローワークへの相談を勧めることが適切な対応となります。また、離職証明書の記載内容が適正であることを確認し、離職理由などについて正確な情報を提供することが求められます。
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出典:東京労働局「『失業保険の金額・期間を増やせる』とうたう申請サポートにご注意ください。」(https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/newpage_01662.html)