こんにちは!千葉くどう産業医事務所株式会社の工藤です。
12月に入ると、仕事の締め切り・繁忙・異動準備などが重なり、どの業界でも「今年中に片付けたい」という気持ちが高まります。
この“焦り”と“疲れ”が重なる時期は、実は事故・トラブル・健康障害が最も起きやすい季節です。最近、建設現場での事故が報道されていますが、そこで指摘されている「夕方の確認不足」「作業の急ぎによる判断ミス」 といった要因は、実は オフィス・物流・接客・製造などすべての職場でも同じように起こり得るリスクです。

なぜ12月はトラブルが増えるのか?

疲労の蓄積で注意力が低下する → いつも通りの作業でもミスが起きやすくなる。
「今日中に終わらせたい」という心理的プレッシャー → 手順の省略・確認の省略・判断の雑さにつながる。
日が短くなり、1日の「終わり」が早く感じる → 夕方〜夜の時間帯は集中力が落ち、事故リスクが上昇。
業務とイベントが重なり生活リズムが乱れやすい → 睡眠不足や生活の崩れがメンタルの揺らぎを招く。

現場だけでなく、すべての職場に共通する“年末特有の落とし穴”です。

今日からできる、年末リスクの減らし方

「急がず、順番通りに」を再確認する 忙しい日こそ手順の確認を。
夕方以降の作業・判断は慎重に
ミスやトラブルの約半数は16時〜20時に集中するというデータも。
業務の優先順位づけを職場全体で共有する
「全部今日やる」が事故のもと。
“片付け・締め作業”の時間帯に声かけを
今日を終える直前に最も集中力が落ちるため。

産業医としてできること

・年末繁忙における健康管理・リスク低減のアドバイス
・疲労やメンタル不調者への早期相談
・衛生委員会での年末安全対策の助言

職場全体が安全に1年を終えられるよう、健康面からサポートしています。

年末に向けて忙しさが増す時期ですが、どうか皆さまご自身の体調を第一に、
仲間と声をかけ合いながら安全にお過ごしください。
本年も大変お世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください!