2021年大卒求人初任給 総合職21.8万円に

法改正情報 令和2年6月10日(水曜日)

 

2021年3月卒の大卒求人初任給について、労働新聞社が調べたところ、総合職は前年3,000円増の21.8万円、技術系は3,600円増の21.6万円などとなりました。新型コロナウイルスによる経済停滞が懸念されるなか、少なくとも来春に就職を控えた世代に関しては、ベアの影響や技術者不足を背景に1%超の改善が続いています。
2021年大卒求人の初任給について、まとめましたのでご覧ください。

2021年業種・職種別の大卒平均初任給

2020年業種・職種別の大卒平均初任給

労働新聞社がインターネット上の求人情報を無作為に選別して単純平均したもの。サンプル数は、「技術系」80、「事務・営業系」223、営業プロパーなどを想定した「営業系」56の計359社。「事務・営業系」の内訳は、「総合職」145と「一般職」78となっています。
総合職に関しては、原則として転勤に制限のない全国平均型で、かつ首都圏ないし本社地区に勤務する際の水準を集計しています。
職種別の平均は、技術系21万6035円、事務・営業系の総合職21万7811円、一般職18万9057円、もっぱら法人営業などに従事する営業系が23万32368円でした。いずれも前年の集計結果を上回っています。総合職は、3年連続で21万円台となりました。 

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