【東京商工リサーチ掲載記事】今春の中小企業の昇給は 平均4,815円(1.89%)前年比微増
日本経団連(日本経済団体連合会)より「2019年春季労使交渉・中小企業業種別妥結結果」の最終集計(2019年8月8日現在)が公表されました。この調査は、地方別経済団体の協力により、従業員数500人未満の17業種750社を対象に実施。そのうち、集計可能な396社の結果をまとめたものとなっています。
春の中小企業の昇給は、下図のようになっています。総平均で4,815円(1.89%アップ)となり、前年の4,804円(1.89%アップ)と比較すると増加しています。
今業種別にみると、製造業は5,159円(1.99%アップ)、非製造業は4,286円(1.73%アップ)となっています。

過去10年の比較でみると、10年前と比較して約1,000円増加しています。

また、従業員規模別では、下図のようになっています。
100人未満で4,414円(1.81%アップ)となり、前年の4,528円(1.86%)と比較すると、減少しています。

過去10年の比較でみても、先ほどの業種別と同様、10年前と比較して約1,000円増加しています。

この調査によると、中小企業の平均の昇給額は約5,000円です。毎年の定期昇給をいくらにしたらよいのか悩まれている経営者の方、ぜひこの統計を参考になさってください。
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