白ナンバーにもアルコールチェックを義務化

2021年6月に発生した八街市での飲酒運転のトラック事故がきっかけで、白ナンバーだけの会社もアルコールチェックが義務化されます。

社有車を5台以上(乗車定員11人以上の自家用自動車は1台以上)所有している会社は安全運転管理者を選任して所轄警察署に届け出る義務がありますが、安全運転管理者にアルコールチェックを管理する義務が追加されます。

白ナンバーと緑ナンバーとは?

緑ナンバーとは他人からお金をもらって荷物を運ぶために取得するナンバーです。「一般貨物自動車運送業」の許可を取ると緑ナンバーを取得することになります。一方、白ナンバーは「自家用車」として自社の荷物のみ運ぶ場合は、緑ナンバーを取得する必要はありません。

八街児童5人死傷事故

2021年6月28日午後3時半頃、千葉県八街市で、下校中だった小学生の列に、トラックが突っ込み5人が巻き込まれる事故が発生しました。飲酒運転であることが判明し、運転していたトラックが白ナンバーであり、アルコールチェックが義務化されていなかったため、今回の法改正のきっかけとなりました。

安全運転管理者制度

安全運転管理者制度とは、自動車を5台以上(乗車定員11名以上のものは1台以上)
使用している会社において、安全運転管理者を選任する義務がある制度です。
今回、道路交通法施行規則が改定し安全運転管理者に新たな業務が追加されました。

安全運転管理者の新たな業務

道路交通法施行規則の一部改正によって、以下の安全運転管理者の業務が拡充されます。

〇令和4年4月1日から【酒気帯びの有無の確認及び記録の保存】 
 1 運転前後の運転者に対し、当該運転者の状態を目視等で確認することにより、当該運転者の酒気帯びの有無を確認すること。
 2 酒気帯びの有無の確認内容を記録し、当該記録を1年間保存すること。 


〇令和4年10月1日から【アルコール検知器の使用等】
 1 酒気帯びの有無の確認を国家公安委員会が定めるアルコール検知器を用いて行うこと。
 2 アルコール検知器を常時有効に保持すること。   


〇国家公安委員会が定めるアルコール検知器とは?
 呼気中のアルコールを検知し、その有無又はその濃度を警告音、警告灯、数値等により示す機能を有するものであれば足り、特段の性能上の要件はありません。


          		  

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