】~裁判ってどのように進むの?~<よつば総合法律事務所 弁護士 村岡 つばさ>

よつば総合法律事務所 弁護士の村岡つばさです。

会社を経営する上で、裁判対応をせざるを得ない場面も出てくるかと思います。

今回は、裁判の進行について、お話させていただきます。

①訴えの提起

まず、訴えを裁判所に提起する必要があります。

実際には、「訴状」という書面を裁判所に出し、裁判所の方で形式面(不備がないか)をチェックし、問題がない場合には、相手方(被告)に訴状を郵送することとなります(なお、どの裁判所に訴えを提起できるかという点は、法律上のルールがあります)。

②主張・反論

訴状が相手方に到達して以降、大体月に1回程度の頻度で、裁判期日が開催されます。

裁判では、双方が書面上で主張・反論を行うこととなり、今回の期日は原告のターン、次回までに被告の反論のターン、次々回は原告の再反論のターン…というように進みます。

双方の主張・反論が出尽くすまで、この期間が続くため、かなりの時間がかかります。

③尋問

②が概ね完了した時点で、当事者・関係者から直接話を聞く手続(尋問)があります。

テレビドラマ等で、法廷で当事者の話を聞く場面を見たことがあると思いますが、これは尋問の手続です。

対象となる人数にもよりますが、半日まるまる時間を使うこともあります。

④和解

裁判になっても、判決まで進むことはそれほど多くなく、②の途中や③の後に、多くの事案が和解で終了となっています。

裁判所も、双方の主張がある程度出尽くした時点で、和解の話を双方に行います。

⑤判決

和解の成立が困難な場合には、裁判所が判決を出します。

判決までの時間は、事案によっても異なりますが、通常、①の訴えの提起から1年以上はかかり、2~3年かかることも珍しくありません。

なお、この判決に不服を申立てることもでき、不服を申し立てた場合には、別の裁判所(高等裁判所)にて、改めて審理・判断をしてもらうこととなります。

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村岡 つばさ
よつば総合法律事務所
弁護士
【略歴】
埼玉県戸田市にて出生
私立鎌倉学園中学校/ 高等学校卒業
早稲田大学法学部卒業 慶應義塾大学法科大学院卒業
司法試験合格後よつば総合法律事務所へ入所。
企業法務を積極的に取り組み、特に労務分野に明るく、
千葉県社労士会で講演活動を行うなど精力的に活躍中。

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